サイパンの白く輝くビーチでは、今日も心地よい潮風が吹き抜けていきます。コバルトブルーの海へ目を向けると、揺れる波が美しい水中世界へと誘いよせてきます。
サイパン島の周りには多くのダイビングサイトが点在しています。元気なサンゴ礁、壮大な海中洞窟、カラフルなクマノミのコロニー、可愛らしいチンアナゴ、フレンドリーなアオウミガメ、気まぐれなマダラトビエイ、いつも微睡んでいるネムリブカ、見どころはとにかくたくさんあります!
海の透明度はとても高く、20メートルから時には50メートルに達することもあります。世界一深いといわれるマリアナ海溝から湧き出る海流と石灰岩でできた地形の濾過効果が、このような素晴らしい透明度を生んでいます。水温は年間を通して暖かく、時期により約27℃から29℃ほどを保っています。
ほとんどのダイビングサイトはサイパンの中心地から数分でアクセス可能です。ダイビング経験のあまりない方から、上級ダイバーの方まで楽しむことができるサイトが揃っています。こちらはその中でも人気のあるダイビングサイトのご紹介になります。すべてのダイビングサイトの決定は、安全性はもちろんのこと、海洋のコンディション、ダイバーのコンディション・経験数を考慮して決定されますのでご了承ください。
Let's go Divingと一緒にサイパンの海の美しさを体験しましょう!
サイパンでのダイビングは "グロット" 抜きでは語れないと言っても過言ではないでしょう。
3つの空洞から入り込む光がグロット内を青く照らし、素晴らしい水中の景色を提供してくれます。
ダイビングのスタートは、まず長く険しい階段を下りていくことから始まります。洞窟内に到着した後は、大きな天然の岩の上からジャイアントストライドで、美しいコバルトブルーのラグーンへエントリーします。
ここでのダイビングスタイルはいくつかあります。中央の洞窟内に残りフラッシュライトでウミウシを探したり、ウコハネガイや魚たちをじっくり鑑賞するスタイル。または、3つの空洞のうちの1つから外洋へ抜け出し、そびえ立つ岩壁沿いのスイミングを楽しむスタイル。外洋ではたくさんのカラフルな魚たちを見ることができ、アオウミガメやギンガメアジの群れ、ナポレオンフィッシュ、バラクーダに遭遇することもあります。
洞窟内の最大深度はおよそ22メートルです。
こちらのダイビングサイトはアドバンスダイバー向けです。ダイビングの際には慎重な計画と細心の注意が必要になります。
スキューバダイビング以外には? 当店ではこの素晴らしいサイトへのシュノーケリングツアーも催行しております!
上級者
ビーチ
27-29℃
30-40m
ラウラウビーチは、ダイビング経験のあまりない方から、経験豊富なダイバーの方まで楽しむことができるビーチダイビングサイトです。容易なエントリー方法も人気の理由の1つでしょう。
まずは、ガイドが3つあるエントリーポイントの1つへご案内し、そこから水中へのツアーが始まります。エントリー後はのんきなアオヤガラの歓迎を受けながら、ロープをつたってメインのダイビングエリアへ移動します。
ここで見られる魚は広範囲に及び、サンゴの周りに多くのリーフィッシュが群れています。ミノカサゴ、チョウチョウウオ、フグ、アオウミガメ、種類の豊富なハゼやクマノミなどが見られます。このサイトのハイライトでもあるメアジ (現地の言葉で "アトゥライ" ) の群れは圧巻です。
最大深度はおよそ20メートルです。
ラウラウビーチでのナイトダイビングも格別です。夜行性のロブスターやカニ、エビが動き出すなか、プランクトンが放つ美しい発光体の鑑賞は、一生忘れられないダイビングになるでしょう!
初心者-上級者
ビーチ
27-29℃
20-30m
サイパン島の南西に浮かぶ "テニアン島" 。フレミングはこの "テニアン島" の西側に位置するポイントです。この辺りのダイビングサイトは透明度がとても高く、サイパン島近辺のダイビングサイトよりも優れているのが特徴です。
サイトまではサイパン島から約50分のボートトリップです。ほとんどの場合、 "テニアングロット" もしくは "ダンプコーブ" とのコンビネーションでのダイビングになります。
青く透き通る海の中、降り注ぐ日差し浴びながらのドロップオフ・ダイビングは、まるで別世界を旅しているかのようです。
多くの海洋生物が生息しており、アオウミガメ、ギンガメアジ、チョウチョウウオ、スミレナガハナダイなどが見られます。とりわけ、ナンヨウハギは極めてその青の美しさを放っています。
ドロップオフの反対側のエリアには、深度15メートルほどの岩礁が続いており、岩の割れ目や隙間に潜む小さな生物を探す楽しみ方もあります。
そんなフレミングは幅広い層のダイバーに人気があり、初心者から上級者まで楽しむことができるサイトです。
このサイトでのダイビングは、1日の中で最も素晴らしいダイビングになる可能性を秘めている一方、高波や潮の流れが早いコンディションのこともありますので注意が必要です。
初心者-上級者
ボート
27-29℃
30-50m
サイパンから南西へボートで15〜20分移動した先にあるポイントです。ここは、マダラトビエイに遭遇できるダイビングサイトの1つとして知られています。
最大深度18メートルほどの水底には白い砂地が広がっており、サンゴと岩でできた小さな山が点在しています。マダラトビエイたちは、このいくつかある小さな山に集まってきます。
マダラトビエイの他には、アカヒメジ、オヤビッチャ、イエローカーディナルフィッシュ、アカマツカサなどのリーフフィッシュが見られます。
マダラトビエイが見られるとしてダイバーに人気のサイトですが、気まぐれな彼らはある日には25枚の大群で集まってくれても、わずかその数日後にはまったくその姿を見せてくれないということもあります。
このマダラトビエイたちは、間違いなくここでのハイライトになりますが、もし彼らがいないとするとおおよそ平均的なダイビングになるでしょう。
初心者-上級者
ボート
27-29℃
20-30m
サイパンの北東に位置する、また別の洞窟ダイビングサイトです。
大きな洞窟内の天井部分には空洞が開いており、そこから射し込む日差しがまるで "スポットライト" のようなのでこの名前が付けられました。こちらでのダイビングの際には、水中カメラをどうぞお忘れなく! ステージ上のスポットライトの下で、お気に入りのポーズを決めてください。
移動はサイパンから約30〜40分、ボートダイビングサイトになります。このサイトでのダイビングは、7月から9月中旬頃まで可能です。この時期以外は差し込む日差しが弱まることと、強い流れや高波で海洋のコンディションが荒れる日が多くなるため、ダイビングはあまり催行されません。
ここではミノカサゴやアカヒメジの群れが洞窟内で見られます。洞窟の外では美しい岩壁沿いに小さな生物を見ることもできますが、1番のエンターテイメントはなんといっても輝く "スポットライト" でしょう。
洞窟内の最大深度は18メートルほどで、アドバンスダイバー向けのサイトになります。
上級者
ボート
27-29℃
20-30m
サイパンの西側にあるサイトで、ボートで20分ほど移動します。
アオウミガメやカスミチョウチョウウオ、キイロハギ、ゴマハギ、クマノミ、ネッタイミノカサゴなど、多くのリーフフィッシュの生息地になっています。
およそ25メートル四方のハードコーラルでできたベットは、枝サンゴやテーブルサンゴなどで形成されており、その先は深さ30メートル以上にまで続いています。この大きなベッドの上を、カラフルなリーフフィッシュたちと一緒に遊泳します。
こちらは初心者から上級者まで楽しむことができるサイトですが、潮の流れが早いときがありますので注意が必要です。
初心者-上級者
ボート
27-29℃
20-50m